必要なことしか起こらないから笑っていよう
先日ブログを書き終えた途端に
なんらかの操作ミスで消えてしまった
その瞬間はショックで
一瞬頭が真っ白になった
その場に居合わせた真さんは、
私の悲鳴のような声に気づいて、
同情してくれた。
それを書いてる時の私は、
いつになく神がかっていたので、
出来栄えが素晴らしいと自分で思ってた
その割には落ち込んだり悔んだりする気持ちには、
ならなかったのは、
書き終えたことで
満足出来たからかもしれない。
思い出してもう一度書く気にもならないので、
この日はもう書くのをやめた。
そしたら真さんが
久しぶりにブログの記事を書いた
先日、二人で出かけた時に
印象に残った出来事が頭から離れず、
何度もそれをネタに二人で笑い転げてた。
その内容をブログにアップしてた。
ワクワクした内面を表現してるから、
面白い
真さんが表現するために、
私の記事が消えたんだね。
それで良かったと思った
その後は二人の楽しみ、
録画をしてある映画を観た。
久しぶりに
映画から人生を読み解くシリーズ
です。
ネタバレの内容なので、
少し前の映画でしかやらないんですが、
知りたくない人は、
ここから先を読まないでね
主人公の6歳の男の子が大人になるまでを
実際に12年かけて撮影されてる。
なのでドキュメンタリーのように
リアルな感じがした。
両親の離婚で、
母親に引き取られた子供たちが、
母親の人生に付き合わされる。
母親の再婚相手は、
同じ年頃の二人の子供がいる人で、
最初は上手くいっていたのが、
子供のしつけ方の考え方が違うことから、
夫婦の関係がどんどん悪くなる。
再婚相手の男は、
家族のルールに細かく厳しい。
妻の方はうるさく言うけど、
出来なくても怒らない。
このことで夫婦関係が最悪になると、
妻も子供も再婚相手の男からひどい目に合う。
母親は逃げ出し、
後で子供を助けにくるんだけど、
子供は子供で新しい姉弟や友人と
人間関係を築いてるから、
母親の行動がいい迷惑でもある。
だけどこのことだけではなく、
それまでの母親の行動が、
すべて子供のためにやってる。
子供もそのことがわかるから複雑な心境。
そんな時に、
自由奔放で好きなことやってる、
子供たちの実の父親がいい役割りをする。
子供が成長して、
母親の元を離れる時に、
母親は生き甲斐をなくして泣き崩れる。
この母親は子供を育てる責任のためだけに
生きてきたから、
自分の人生を楽しんでこなかった。
子供からすると、
母親がまるで自分の犠牲になっちゃってる。
この母親の様子を無視して離れることで、
子供はやっと自分の人生を生きられるようになる。
そうなるまでの12年間を描いた映画です。
大人になるって、
人から振り回されないようになるってことだと思った。
人を振り回す人は、
人の成長に一役買ってる。
だから人生で必要な人だったりする。
私を振り回わしてきた真さんのことを
チラッと見る私（笑）
だから親子関係でいろいろあるのは、
しょうがない。
いい親になろうとするとこじれるから、
自分の人生を楽しんでいればいいだけなんだよね
■心に残るセリフたち■
⑨
「用心棒」
映画監督で誰が好きかと言えばまず黒澤明監督が挙がります。
全30作中きちんと最後まで観ていないのが「一番美しく」と「白痴」で他は2回以上は観ています。なかでも「七人の侍」「生きる」「天国と地獄」「用心棒」「悪い奴ほどよく眠る」などは10回近く観ていると思います。テレビでもやっているとついつい最後まで見入ってしまいます。黒澤明に関するエッセイや資料なども目にとまると読んでいました。昔（20代の頃）は劇場でしか観るチャンスがなかったのでオールナイト上映なども何度も行きました。今は、映画専門チャンネルで黒澤明特集などくりかえし観ることが出来るので幸せです。
1961年の作品である「用心棒」は宿場町を舞台に二人の親分が熾烈な抗争を繰り広げている。そこにふらりと現れた桑畑三十郎と名乗る浪人（三船敏郎）の活躍を描く。ストーリは単純明快ですが、登場人物のキャラクターや主人公の機転の面白さ、音楽、カメラワークなどその後の時代劇に世界各国の映画に多大な影響を与えた作品です。
C.イーストウッドがスターになり、マカロニ・ウェスタンの代表作でもある「荒野の用心棒」は「用心棒」のリメイクですね。
黒澤映画は今観ても新鮮で新しい発見があります。
※「用心棒」撮影時の黒澤監督と三船敏郎
どの黒澤明作品の中にもたくさんの名セリフがありますが、今回はラストシーンでの決めセリフです。
一件落着した宿場町を去る三十郎のセリフ
よし、これでこの宿場も静かになるぜ
おやじ、あばよ
これほど、カッコよくスカッと映画を終わらせるセリフはなかなかないと思います。セリフは単純なことばですが、そこまでいく映画全体のテンポは抜群です。黒澤明監督のセンスと周りのスタッフが一丸となって面白い映画を創造しようとするエネルギーが伝わります。
三船敏郎という俳優が演じたことも大きいですね。観終わったあと劇場から出てくる観客が三船（三十郎）のように歩きたくなるのもわかります。
ぜひ、未見のかたは観てほしい作品です。
黒澤明さんすてきなセリフをありがとう （真
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